ナマステ!
インド生活でかならず目にする貨幣について記事にしていきます!
種類が多いし、きれいな50ルピー札や100ルピー札が混じっていたり、店で扱ってくれない500ルピーや2000ルピー札があったり、裏の背景は何なのかについて解説していきます。
トリビア的な内容になればと思います。ではよろしくお願いいたします。
Contents
紙幣の種類
貨幣は8種類流通しています。
金額が大きい順に2000、500、200、100、50、20、10、5(ほとんど目にすることはない)ルピーとなります。以前は1ルピー、2ルピー札が流通していたそうです。
また100、50、10ルピー札は2017~2018年にかけて刷新されており、旧札と新札が流通しています。
なお、以前は1000、5000、10000ルピー札が流通していましたが、廃止になっています。
刷新された紙幣の裏側は、2000ルピー札を除いて世界遺産登録された施設なのが興味深いです。
ちなみに2000ルピー札は火星探査衛星機が描かれています。アジアで一番最初にプロジェクトに成功したそうです。バンガロールはIT企業だけてなく航空産業も栄えている都市です。
特に500ルピー札のレッドフォート(デリー)や50ルピーのヴィッタラ寺院(ハンピ)に関しては、インドで人気の観光地なので実際に見てみてはいかがでしょうか!
ハンピに行きましたが、50ルピー札のヴィッタラ寺院の石の山車(戦車)が紙幣になっていると知らずに、あとになって知っておけばよかったのにと少し後悔しています。
ハンピに行ったときの記事です。
紙幣の特徴
紙幣に関して、主に以下の特徴があります。(日本のお札と結構似てる?)
①透かし(かざしてみるとガンジーが見えます。表裏両方)、②記号マーク(表側右端にある、2000が四角、500が丸、200がH、100が三角)、③両端の黒塗り(2000が7本、500が5本、200が4本と丸2個、100が4本)、④真ん中より右寄りに光を反射させるシールらしきものが6つある、⑤200ルピー以上の紙幣には右下の数字にラメが入っている、など。
2019年4月現在の為替相場では、おおよそ1ルピー=1.6円=0.014ドル=0.013ユーロになります。
個人的な感想ですが、アメリカドルやユーロ、オーストラリアドルなどと比べて一番日本のお札に近い気がします。刷新された新札はさわり心地がすごくいいです。おしゃれです。
紙幣を使う際の注意点
インド滞在者はご存知でしょうが、大きな紙幣から使っていきましょう。
使う優先度順番的に2000>500>200>100>50>20>10ルピー紙幣です。大きな紙幣はお釣りがないという理由で断られるからです。
前述しましたが、2000ルピーと500ルピー(その他近年刷新された200ルピーや100ルピー通貨全般)は、きれいで紙の質も良いので好きなのですが、ちょっとした駄菓子屋や屋台、リキシャ、カフェ・コーヒー・デイ(CCD)などで支払おうとすると、お釣りがないと断られることがしばしばあります。正直使い勝手があまりよくありません。
外食やデパート、スターバックス等で崩して200ルピー以下の通貨を優先的に用意しておく必要があることにご注意ください。
以上紙幣についてのまとめです。
記事を読んでいただきありがとうございました。ダンニャワード!