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ナマステ!

インド国内の銀行口座開設が困難だといわれています。駐在員などが口座開設に2か月もかかったと怒りの声を上げています。インドは入国の際のビザ申請など事務手続きに関して非常に面倒な印象を持ちます。

駐在員や現地採用者などでなければ、稼いだお金の振込先としてのインド銀行口座を持つ必要がないでしょう。(インド生活において物価がだいたい年3~4%上がってきたものの、預金金利が7%程度あるのでお金を預け入れたい気持ちはありますが...。物価が異常に上がらなければ預金金利-物価の差引実質金利が3~4%程度で運用していることになるのではないでしょうか。日本の預金金利の3000倍以上ですw)

とにかくインドでは銀行口座を作るのは困難です。そのくせamazon india のprime会員やTOEICの申し込み、その他様々なオンラインでの支払いで、インド銀行口座にひもづいたクレジットカードやデビットカードが必要となります。(Prometricという代行業者へのTOEICの支払いに失敗して、受験もできず1万円損しました...(´;ω;`))

インド特有のアプリ課金をあきらめ、使用をしていませんでした。(例えばolaやyulu、docsappなど)

yuluというサイクルシェアリングアプリ利用をあきらめていましたが、

paytmにクレジットカードからチャージできることに気づき(その他にインド在住者から送金してもらう方法もある)、インド滞在4か月にして初めて使えることを知りました。

ちょっとした移動にUberを利用したり、リキシャを捕まえていたのがもったいないと思える発見でした(泣)

前置きが長くなりましたが、インド滞在者に私のような過ちをしてもらいたくないため記事にしたく思います。インドらしい社会システム、今後の社会の変革となるテクノロジーであるIoTを知るきっかけになるので、利用されて下さい。

Yuluとは

Yuluとは車の渋滞を減らし環境汚染を減らしつつも、財布にも優しく、効率的で便利な移動手段を提供することを使命としている企業のようです。

最高経営責任者(CEO)はAmit Guptaと呼ばれる方でインド工科大学(IIT)Kanpur校の卒業生です。Amit氏はInMobiというユニコーン企業で世界最大級のインターネット広告企業にもNaveen Tewari氏(CEO)とともに共同で設立しています。ソフトバンクグループがInMobiに45%株を保有しており大株主だそうです。

Yuluは日系企業のアカツキというスマホゲームアプリ制作会社が母体の投資ファンド、AETFund(Akatsuki Entertainment Technology Fund)が投資しています。

インドスタートアップ企業に投資している有名企業としては、ソフトバンクがolaやpaytm、oyoなどに投資していて有名で、インドの新聞で頻繁に目にすると思いますが、意外と他の日系IT企業もちゃっかりしています。

コネクションをどうやって作ったのかが気になります。

サイクルシェアリングではモノとインターネットの活用であるIoT(Internet of Things)が利用されています。

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yuluアプリの使い方

さてyuluアプリの使い方ですが、sim契約をして携帯電話番号を取得していることを前提に話をすすめていきます。なければAirtelやJio、vodafoneの携帯電話ストアでパスポート等を持っていき取得してください。

Paytmにお金をチャージすることができれば後は難しくありません。

ユーザー登録等で多少手間がかかる程度です。では利用方法に移ります。

 

まずユーザー登録を済ませてください。携帯電話番号が必要です。

次にお金が必要なのでpaytmからチャージしてください。クレジットカードからもできそうですが、インドの銀行口座と紐づいていなければできないようです。(PaytmはAmerican Expressが利用できたのに、Yuluでは使えない...。)

利用に関してデポジットが必要です。(破損防止等モラル面での対策の意味合いもあると思いますが、先にユーザーからお金を入手できて、さらなる企業の成長に資金を向けることができるという点でいい仕組みだと思います)

自転車はいたるところに置かれてある(自由に乗り捨て可能)ので、自転車を見つけて開錠してください。

開錠方法としては、

自転車のそばに寄り①バーコードを読み取るか、②自転車の番号を入力してください。

夜でも読み取れるようにスマホのライトが使える使用になっています。

 

料金ですが、

料金
自転車
・利用料は最初の30分が10ルピー、以後30分ごとに5ルピー
・ロックをかけたままで借り続けることもでき、30分間で5ルピーです。午後6時~午前10時まで最大30ルピーで借り続けることが可能。
バイク
・利用料は、開錠時に10ルピー、以後10分ごとに10ルピーとなります。
・自転車同様、カギをロックしたまま借り続けることが可能。30分ごとに5ルピーです。
午後6時~午前10時まで最大90ルピーで借り続けることができます。
デポジット料
自転車は100ルピー、バイクは500ルピーとなります。(期間限定だったため250ルピーとなっています)

参考にHPより料金表を記載します。

Yulu Move Pricing (A single Yulu Move ride costs )

Ride Charges Pause Charges
  • Rs. 10 for the first 30 minutes
  • Rs. 5 for every subsequent 30 minutes
  • Rs. 5 for every 30 minutes
  • Rs. 30 maximum between 6:00pm to 10:00am. KEEP it safe with you at home.

Yulu Miracle Pricing (A single Yulu Miracle ride costs)

Ride Charges Pause Charges
  • Rs. 10 for unlock
  • Rs. 10 for every 10 minutes
  • Rs. 5 for every 30 minutes
  • Rs. 90 maximum between 6:00pm to 10:00am. KEEP it safe with you at home.

Yulu HP FAQより

https://www.yulu.bike/faq.html

返却方法

①車輪にロックをかけた状態で、②スマホ画面のEND RIDEボタンを押して返却となります。

①車輪にロックをかけただけでは返却状態になっていないことにご注意ください。

返却後に走行経路、走行時、消費カロリー、金額等の画面を見ることができます。

最後に実際に利用している動画を掲載します。

バイクのバッテリー状況で動かない場合もありますが、右のアクセルを回すことで進みます。

最大で時速25kmと遅めですが、自転車のようにこぐ必要がないため快適な街移動が楽しめます。

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まとめ

バンガロールのあちこちで見かける青い自転車・バイクですが、Paytm決済さえできれば簡単に利用できることがわかると思います。値段もデポジットが200円~400円程度で、レンタル料も1時間で100円以内ですみます。

 

IoTという、モノとインターネットがつながるテクノロジーで社会がどんどん変わりつつあります。

今やAmazonのAlexaでテレビや電気などのスイッチのオンオフができたり、物の遠隔操作ができるようになっています。

サイクルシェアリングもIoTのひとつですので利用してみて今後の社会がどうなっていくのか、体感されてみてはいかがでしょうか。

読んでいただきありがとうございました。ダンニャワード!

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