スポンサーリンク

ナマステ!

インドの財閥といえばTATAが超有名ですが、インドで生活しているとITCという財閥グループの製品を頻繁に目にすることでしょう。インド人であればかならず使用している製品をさまざまな分野で生産している企業です。

今回はITCという企業について記事にしていきます。

ITCとはどのような会社?

ITCとはIndian Tobacco  company limited から社名が変更されました。たばこ会社として1910年に設立されています。2001年には現在のITCに改名された。100億ドル以上の売上(2018年度売上高6702億ルピー)をたたき出す世界的にも大規模な企業。日本円にして1兆円。Forbes2000に選出されている。本社はコルカタ。インド北東部。インド3番目の都市です。

バンガロールには研究センターを設立しています。Life Sciences and Technology Centreをバンガロールに保有しています。
ムンバイ証券市場で上場している企業で6番目に大きな会社です。(2019年5月29日現在)

1位はリライアンスインダストリー(RIL)、2位はタタコンサルタンシーサービス(TCS)、3位がHDFCバンク、4位がヒンドゥスタンユニリーバ(HUL)、5位がHDFC、6位がITC、7位にInfosysが来ます。HUL、HDFC、ITC、Infosysは約3兆円企業クラスです。

ITCとヒンドゥスタンユニリーバ(HUL)は生活用品企業でライバル同士ですが、近年時価総額で逆転したそうです。ちなみにMaruti Suzukiは13位で約2.1兆ルピーです。

スポンサーリンク

身の回りに存在するITCブランド

以下年次報告書2018年度版に記載されている内容をもとにITCブランドを紹介していきます。

ノート、お菓子、たばこ、石鹸、お香・マッチ、即席めん、インド料理で使う全粒粉など生活用品の至る所にシェアの多くを占めています。

・Sunfeastブランドで350億ルピー、Bingo!ブランドで200億ルピー、ノートのclassmateブランドで100億ルピー、即席めんブランドの YiPPee! (シェア2位)でも100億ルピー、全粒粉であるATTAのAashirvaadブランドで400億ルピー(シェア1位)

(ドラえもんのパッケージで思わず手が伸びてしまった(笑)。ポテトチップスの写真でペプシコーラで有名なペプシコのLay'sが混じってます)

石鹸のVivel、 線香なのかお香なのかよくわからないMangaldeep、Candymanというキャンディーでそれぞれ5億ルピーの売上を上げています。

マッチのAimブランドでトップシェア、デオドラントスプレーEngageでシェア2位、石鹸・ボディーソープのFiamaが2位のブランドです。

https://www.itcportal.com/brands-microsite/default.aspx

itc-annual-report-2018より抜粋

25のブランドを有しており、日用品部門で1600億の売上があります。
インド料理で使われるふんだんに使われている全粒粉であるATTAのAashirvaadブランドやプレミアムクリームビスケットのSunfeastやポテトチップススナックのBingo!が1位のシェアを占めているようです。


左のSunfeastがITCブランドです。右のOishiはフィリピンの会社のようです。
カントリーマアムっぽい形をしていますが、ただのクッキーです。ふんわり感が欲しいところです。

インドにあるお菓子や清涼飲料は米国企業が目立ちますが、インド企業も健闘しています。

余り日本人は手にしない印象を受けているだけかもしれませんが。

こちらのOrbitというガムはリグリーという米国企業です。米国人投資家で有名なウォーレンバフェットが株式を保有していることで耳にしたことがあるかもしれません。

 

お菓子や清涼飲料については別の記事にてまとめています。

 

北インド料理のプーリーづくりでよく使われているみたいですね。左がプーリーです。中は空洞です。北インドから来ている生徒は南インド料理のミールスという米料理を食べずにこればかり食べているようです。

・インドのタバコのトップシェアを握っている。
ITCは前社名がIndian Tobbaco Company ltdであるように、たばこ会社でありました。
そのためインドでのたばこのシェアが多いです。
ちなみに日本語でタバコといえば白い葉巻をイメージしますが、
英語ではcigaretteといい、葉っぱ状のものをtobbacoという違いがあるそうです。

JTが以前インド市場に参入したが、税制やインド客の嗜好の問題等により2011年に撤退しています。

現在ではGST税や関税の税制度が以前に比べて簡略になったと考えられるのでもしかしたら再度他の日系企業のように参入するかもしれません。

 

スポンサーリンク

その他ITCの事業紹介

ホテル事業

ホテルでは2番目に多いラグジュアリーホテルチェーンです。

バンガロールのITCホテルでは日本料理を提供する江戸レストランと提携しています。

某自動車会社の方が接待で使うそうです。

高いのでなかなかいけませんが一度は行ってみたいです。

製紙事業

たばこ事業がもともとのITCの事業内容だったので、そこから派生したのでしょうか。
この分野でもマーケットリーダーとして目立っています。ノートブックブランドのClassmateにも貢献しています。

農産品事業

民間業者としてはインドトップの小麦調達企業です。
e-Choupalという農村とITで結ぶことで農村部のインフラとして成り立っています。バンガロールにいれば農村部について目がいきませんが、興味がある方は調べられてみてはいかがでしょうか。
e-Choupalによって生産性を上げることに成功しています。ハーバードビジネススクールに事例であげられています。

IT事業

インドではInfosysやTCS(Tata Consultancy Services)、Wipro等が有名でITCは印象が薄い気がしますが、IT事業もされています。上記の農産品事業と密接に関連しているのかもしれません。今後調べてみたいと思います。

まとめ

ITCは以上のような生活に密接にかかわっている企業です。

経済成長著しいインドで、人口が2025年までには中国を上回り、GDPも500兆円規模になると予想されます。
インド国内の生活に密接にかかわっているITCは今後も堅調に収益をあげていくことができるのではないかと思いました。
以上読んでいただきありがとうございました。ダンニャワード!

おすすめの記事